「日本らしさ」

今日の神奈川新聞の文化欄、「ルポ 潮流 つくられた日本らしさ」という記事が掲載されています。
日本を訪れる海外からの旅行者が増えている現状に対し、”日本的風景”を創り出して受け入れているが、それは”消費”される対象になってしまっているのではないかと書かれています。

「私たちは自分の文化を経験的に知っていても、それほど具体的には語れず、どうしても”他者のまなざし”が必要になる」と社会学の専門家の発言が紹介されています。茅葺屋根の建物を復元したが、実際に住んだ経験のあるひとは少なくなっており、十分な説明ができないけれど訪問した外国人の視点を媒介に、観光における日本文化が立ち現れる効果があると指摘しています。

その土地の歴史的背景や特性をこちらから伝えたり理解してもらえなくてもいい、集客力があるかどうかが問われるばかりの風潮に、正直、違和感を持ちます。

観光立市推進条例を昨年に制定した横須賀市、「財源がない」を言う市長のこれからの取り組みが注目されます。一時的なブームに乗るのでなく継続性のある事業を進めていくことが、地域経済の活性化につながるのでは
ないでしょうか。

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台東区・浅草寺の本堂を修理したときの画像です。瓦修理で屋根に上がったのは私が最後らしいです。
現在は瓦でなく金属素材のチタンで仕上がっています。下から見る限りまず、わかりません。
ひとつの「時代の流れ」だと思うようにしています。














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